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#アイアン家具#スタッフブログ#岐阜県関市#杉山製作所#鉄家具#鉄家具と暮らす

こんにちは。杉山製作所が運営する実店舗『鉄家具と暮らす』で働く中山です。

毎週ブログを更新するようになってから、気づけば3ヶ月が経ちました。
いつも何を書こうかなと少し頭を悩ませていたのですが、今回は写真がなく長文です。私が今まさに取り組んでいるあるプロジェクトについて、たっぷりと文章に詰め込んでいこうと思います。

現在、私は社内の商品ひとつひとつに命を吹き込むような、コピーライティングのプロジェクトを進めています。もともとGMの村上さんが進めていたプロジェクトを、私が引き継いだ形です。

私が入社してすぐ、鉄家具の「硬い」というイメージを覆され、その座り心地に感動したのが「PFアームチェア」でした。ただ、製品の良さを肌で「感じる」ことも大切ですが、その魅力をきちんとお客さまへ言葉で届けるためには、製品の背景をしっかりと「聞いて理解する」ことがそれ以上に大切になります。

例えばPFアームチェアも、平鋼を湾曲させた背当たりは心地よいのですが、設計上は背中の中心あたりで支える形になっているため、本来、腰よりやや上の位置で支える形の方が座りやすく、実は「完璧に座りやすい設計」というわけではない、といった奥深い理由があります。PFアームチェアはそもそもターゲットが異なるのです。
こうしたことも、カタログを見るだけでは分からず、ヒアリングをして村上さんとコミュニケーションをとることで、初めて理解できる部分です。

とはいえ、弊社の製品点数は膨大です。
そこで私は、効率よく魅力的な言葉を紡ぎ出すために、AIを活用できないかと考えました。
商品の設計図となる「骨格(設計)シート」を作り、それをAIに読み込ませれば、一発で素晴らしいコピーライティングが生成されるのではないか、と考えたのです。

しかし、現実にそれほど甘い話はありませんでした。
シートを工夫しても、一発で納得のいく文章ができることはなく、結局はAIと何度も何度もやり取りを繰り返すことになります。非常に骨の折れる作業でした。

そもそも、商品知識が深く染み込んでいる人間でなければ、良いコピーライティングは作れないということは最初から分かっていました。知識の浅い自分一人では到底できないからこそ、まずはしっかりと商品の情報を教えてもらおうと考え、手始めに「OBIアームチェア」という商品を選んで村上さんにヒアリングを行うことにしました。

村上さんは私の問いに対して本当に的確に、たくさんの情報を教えてくれました。その生きた言葉をもとに骨格シートを作り、AIとやり取りを重ねて文章を作っていきました。その後、村上さんに最終確認をしていただき、修正を重ねる中で、「やはりAIだけでは納得のいく形にはできない、最後は人の手で直す必要がある」という結論に至りました。

ひとつひとつの商品とこうして泥臭く向き合っていくのは、気の遠くなるような大変な作業です。しかし、村上さんはその大変さを分かっていてくれて、何よりそれが救いであり、今後のプロジェクトを前に進める大きな糧になっています。

便利な道具を使いながらも、最後に宿るのは人間の手仕事。それは、杉山製作所が誇る鉄家具のモノづくりとも、どこか通じるものがあるような気がしています。

まだまだ手探りですが、皆さまに商品の魅力が真っ直ぐ届くよう、これからも言葉を紡ぎ続けていきます。

それでは、また次回の更新で。

この記事の著者

中山嗣祥

ECサイト運営や商品カタログ制作など、現場の第一線で実務を積み重ねてきました。杉山製作所の一員として、製品とお客様を繋ぐための発信に力を注いでいます。これまでの知見を全て注ぎ込み、製品が持つ魅力を一歩ずつ、丁寧に伝えていくことを心がけています。

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