カタログを通して学んだこと。村瀬ブログ | 株式会社杉山製作所

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カタログを通して学んだこと。村瀬ブログ

#アイアン家具#インテリア#岐阜県関市#手仕事#杉山製作所#鉄家具#鉄家具と暮らす

こんにちは。杉山製作所が運営する実店舗『鉄家具と暮らす』で働く村瀬です。

今日無事にカタログ入稿が終わりました。
入社して初めてのカタログ作り。

大変大変とは聞いていましたが、実際に何がどう大変なのかいまいちピンときていませんでした。

カタログ作りを通していろいろ学びました。

一生懸命やっていたとしてもこれだけのページ数があるとどうしても入力ミスなどの間違いが出てしまいます。
最初は、後で直しが出ないようになるべく完璧にした状態で印刷して確認してもらえばいいかと思っていました。
途中で「印刷して実際のサイズ感で見ないとわからないこともある」と言われ順番に印刷して、営業やパートさんに回して確認してもらったのですが、出るわ出るわ間違いや変更点…。

自分ではできているつもりでも全然できていないことに驚きと反省と…。
さらに、印刷して実際のサイズで見ることでもっとああした方がいい、こうした方がいい、ここの価格が直っていない!今までこの文章で通ってたけど改めて読むとおかしくない!?などなど次から次へと湧いて出てきたのでした。

1週回して直して、2週目3週目と直して確認してを繰り返し、1週目では気付かなかったところが2週目や3週目で見つかったり。
なんだか終わらない迷路に迷い込んだ感覚でした。

確認してもらう時も、最初はただ確認お願いします。とポイっと渡していたけど、そうすると見る人は何をどこで確認すればいいんだ??となり、「相手が確認しやすいようにする」という相手を思いやる気持ちが全く働いていませんでした。
細かい束にしてみんなが負担なく見やすいようにしたり、だれがどこをいつまでに確認すればいいか、などなど。

直しをして返ってきたものを見返しても、これは私に聞かれても…ということが書いてあったり、これを書いた人に聞きたいけど誰が書いたんや?などなど、いろいろ思うことがありました。
しかしそれもこれも全ては自分がしっかり舵を取れていないから起きていること。
自分が先陣を切ってやらねばいけない仕事は相手がやりやすいように自分がしっかり誘導しないといけないんだなとたくさん気付かされました。

仕事はたいてい人との関わりがあってこそ成り立ちます。
自分に余裕がないときこそつい人のせいにしたり押し付けあったりしてしまいがち。
お互いが気持ちよく仕事できる環境や気遣い、一声かけ合える関係作りって本当に大事だとしみじみ考えさせられました。
カタログを通して、カタログを完成させるだけではないいろいろなことを学んだ気がします。

今回私の段取りの悪さから予定もカツカツな中みなさんに確認してもらったりと、周りの方にたくさん迷惑をかけました。
それでもご協力していただき本当にありがとうございました。
この反省はしっかりと次に活かしていきたいと思います。

そして無事に入稿はできたけど届いて中身を見るまでは油断できません!
はぁ、こわい!(本音)

来月はFactory展や工場参観日とイベントが続きます。
みんなで作ったカタログが多くの方へ届いて杉山製作所の良さが伝われば嬉しいです。


※Factory展は、取引先様・設計・デザイン関係者様を対象とした展示会です。
一般の方は、ぜひ関の工場参観日にお越しください。

工場見学ツアーやドリッパースタンドWSも!

詳細・予約はこちらからお願いします。

この記事の著者

村瀬楓

モノづくりが好きで、大学卒業後は飛騨高山で約10年間木工に携わってきました。現在は広報として作り手の目線を大切にしながら、鉄家具の魅力やモノづくりの面白さ、こだわり、そしてその裏側にある技術や想いを発信しています。

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