長く快適に使うために。カウンターチェアの高さと張り替えの疑問を解決します!
こんにちは。杉山製作所が運営する実店舗『鉄家具と暮らす』です。
「キッチンカウンター」と聞いて、どんなシーンを思い浮かべますか?おしゃれなカフェ風の空間や、家族との会話が弾む温かい場所・・・など実は、キッチンカウンターを置くことで、まいにちの暮らしは想像以上に豊かになります。
時にはテレワークの作業スペースになったり、子どもの宿題を見る場所になったり。
現代の多様なライフスタイルにフィットするキッチンカウンターを採用される方は多いのではないでしょうか。
そんな時、必ずセットで必要なのが『カウンターチェア』
今回はそんなカウンターチェアについてよくお問い合わせいただくご質問の中から、「高さ選び」と「座面の交換と張替え」について、くわしくお話します。

快適さは“高さの差”で決まる。カウンターと座面のバランスの考え方。
カウンターチェアを選ぶときに大事なのが「差尺(さじゃく)」です。
これは カウンターの天板の高さと、椅子の座面の高さの“差” のことをいいます。
座ったときに肘や足の位置が自然になるかどうかは、この差尺で決まります。

一般的には250mm~300mmくらいの差がちょうどいいとされており、当店では280mm前後を目安にご提案しています。(体格や座面のクッションの沈み込み具合でも変わります。)
例えば…
カウンター高さ850mm→座面高さ 約570mm
カウンター高さ900mm→座面高さ 約620mm
住宅でよく使われるカウンターはこの2種類が多いため、当店の椅子もこの高さをご用意しています。
また、飲食店やリノベーションでカウンターを高めに設計される場合は1000mmということもあります。その場合は、
カウンター高さ1000mm→座面高さ 約720mm
この3種類を基本サイズとして展開しています。


手前から850mm、900mm、1000mmのカウンター
体格などによっても最適な高さは変わるため、「もう少しだけ低くしたい」「ぴったりの高さに合わせたい」という方もいらっしゃいますよね。
そんな方のために、一部の製品では 1cm単位で高さをオーダー していただけるようにしています。
ご家庭のカウンターや体格に合わせて調整していただけるので、より快適にお使いいただけます。
高さオーダー可能商品はこちらからご覧いただけます。
とはいえ、身長や使い方によって「心地よいバランス」は変わってきます。
お茶や軽食だけなのか、長時間じっくり座って食事や仕事をするのか、背もたれを活用したいのか。
ダイニングテーブルを持たずに生活のメインがカウンターで、食事をしたり仕事をしたりするなら差尺は少し大きめに、逆にお茶や軽食だけであれば差尺は小さめの方が楽に座れます。
このように、カウンターチェアでの過ごし方によって、心地よいバランスが変わってきます。
体格や暮らし方によって、ちょうど良い高さや座り心地は一人一人異なります。
できればお店で実際に座り比べていただき、ご自身に合った一脚をお選びいただければと思います。
迷ったときはご自宅でチェック!貸出サービスのご紹介。
座り心地はもちろん大切ですが、「家の雰囲気に合うかどうか」も大事なポイントです。
『家に置いてみたときの雰囲気を確かめたい』
そんな声にお応えして、一部の商品はカウンターチェアの貸出サービスをご利用いただけます。
ご自宅で実際にお使いいただくことで、「座り心地」や「空間に置いたときの雰囲気」を確かめてからご購入いただけます。
張地はお選びいただけませんが、気になる張地はサンプル請求で実物をご確認いただけます。
貸出サービスとあわせてのご利用がおすすめです。

貸出サービスは往復送料をご負担いただきますが、特典としてカウンターチェアご購入時に使える10%OFFクーポンをプレゼントしています。
さらに、お借りいただいたチェアをそのままご購入いただくことも可能です。
※商品によってはご購入できないものをございます。
購入後も長く使うための座面の交換・張替えについて。
椅子を購入される際に、多くの方が気にされるのが「座面の交換や張替えができるかどうか」です。
確かに、日々使っていれば汚れたり傷んだりすることもありますし、思わぬ事故で座面が破れてしまうこともあるかもしれません。
当店の椅子は、基本的に座面がねじ止めされています。プラスドライバーや六角レンチがあれば、座面を取り外していただくことが可能です。
座面には2種類の取り付け方法があります。
1つは、座面の方にナットが埋め込まれていて、何度も付け外しができるタイプ。
もう1つは、タッピングビスで芯材にねじ込むタイプです。
前者は比較的簡単に取り外せますが、後者は少し力が必要です。
もし電動ドリルドライバーをお持ちであれば、より簡単に取り外すことができます。


座面は+ネジまたは六角穴の開いたネジで固定されています。
椅子の張り替えは、汚れや傷みの修理だけが目的ではありません。
インテリアに合わせて雰囲気を変えたり、ライフスタイルに合わせて素材を選び直したりする楽しみもあります。
実際に、お子さまが小さいうちは布を座面に使って、大きくなったら革に張り替えたいという方がいらっしゃいました。
ご自身で取り外して送っていただくこともできますし、取り外しや取り付けが不安…という方は椅子まるごと持ち込んでいただいてもOKです。
料金は座面の張地や張り方によって変わります。
現在、張替え・交換についてのページを準備中なので、ご希望の方は公式LINEやお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
椅子の張替え・交換については、YouTubeで動画で紹介しています。
今回はカウンターチェアのよくいただくお問い合わせについてご紹介しました。
この記事が少しでもみなさまの不安や疑問を解消できれば嬉しいです。
椅子は毎日使うものだからこそ、愛着をもって長くお使いいただけるよう、さまざまなサービスをご用意しています。ぜひご活用ください。
他にもご不明点などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
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